利休
2009年 03月 25日
08年直木賞を取ったこの作品は楽しめました。
この本、歴史街道という、月刊誌に連載していたもののようです。
利休の切腹の日から、若き日まで遡って最後でまた切腹直後に戻る展開になっています。
歴史小説ではあるのですが、恋愛小説、ミステリー、とも読めるものです。
お茶を知らないわたしが、これだけ面白いのだから知っている人が読めば、
こたえられないでしょう。いまでいう総合芸術家と言えばいいでしょうか?
各章で、古渓宗陳や家康、三成、細川忠興、そしてやはり秀吉との係わり合い
エピソード仕立てとなっており、それぞれの章、単独でも読める内容です。
唯一秀吉が思い通りにならなかった人物、たぐい稀な美の求道者として描かれています。
利休と秀吉の対比や会話が面白いのですが、この二人まったく正反対の
人物と思われますが、じつは同じ穴の狢で、非常に似ているという。。。。。
これ以上書くとネタばれになっちゃうかな・・・・
この本、歴史街道という、月刊誌に連載していたもののようです。
利休の切腹の日から、若き日まで遡って最後でまた切腹直後に戻る展開になっています。
歴史小説ではあるのですが、恋愛小説、ミステリー、とも読めるものです。
お茶を知らないわたしが、これだけ面白いのだから知っている人が読めば、
こたえられないでしょう。いまでいう総合芸術家と言えばいいでしょうか?
各章で、古渓宗陳や家康、三成、細川忠興、そしてやはり秀吉との係わり合い
エピソード仕立てとなっており、それぞれの章、単独でも読める内容です。
唯一秀吉が思い通りにならなかった人物、たぐい稀な美の求道者として描かれています。
利休と秀吉の対比や会話が面白いのですが、この二人まったく正反対の
人物と思われますが、じつは同じ穴の狢で、非常に似ているという。。。。。
これ以上書くとネタばれになっちゃうかな・・・・
by bullet4071
| 2009-03-25 23:58